信用情報機関の現状

カード キャッシング 会社の購買データや消費者ローンの借入れ、返済情報を蓄積しているのが「全国銀行個人信用情報センター」や「CIC」など信用情報機関と呼ばれる機関である。

カード キャッシング 会社はカードや キャッシング 申し込みを受けるとこれらの機関に問い合わせてその人の過去の支払い実績や他の キャッシング ローンの利用などの履歴をチェックして「信用」を供与できるかの判断材料とする。
というのもカード キャッシング 会社や消費者金融業者は申込書記載事項を見ただけでは、その人に キャッシング カードを発行してよいか、お金を貸し付けてよいかどうかの判断がむずかしいからである。 　

信用情報機関では、支払い実績などのほかに、カードの限度額や氏名、住所、電話菅言どの属性情報も蓄積している。 一方、カード キャッシング 会社や消費者金融業者は信用情報機関に問い合わせるだけでなく、カード申し込み情報や会員の購買データの登録を行う義務・役割もある。 　
この信用情報機関には銀行、信販・クレジット、 キャッシング ・消費者金融、外資など系列ごとにいくつかある。

「全国銀行個人信用情報センター」（銀行系）は、銀行、借用金庫などの金融機関や銀行系カード会社、保証会社などが加盟している。

「CIC」（カード会社系）は、信販系、流通系、銀行系などほとんどのカード キャッシング 会社のほかに保証会社や自動車ディーラーなども加盟している。

「全国信用情報センター」（消費者金融系）は、全国の情報センターによって構成されている全国信用情報センター連合会（全情連）の窓口機関。
全情連は消費者金融専業会社が加入するほかに壷の信販会社なども加盟している。

　「CCB」は、カード キャッシング 会社、信販会社のほかに消費者金融専業会社も一部加盟している。

信用情報機関に蓄積される情報には、ホワイト情報とブラック情報がある。 ホワイト情報というのは、購買データ、残高などの良好な情報を指している。
ブラック情報というのは延滞などの キャッシング 事故情報をいう。ブラックリストというのはこの情報のことで、延滞を繰り返す問題債務者を一覧にしたものをいう。

互いの信用情報機関はブラック情報については交流をしているが、ホワイト情報については交流は原則的にしていない。
この他に最近「テラネット」という新しい信用情報機関もできた。

「テラネット」は、消費者金融の精度の高い顧客情報を他業態にも開放しようと設立された新しいタイプの機関でモビット、アットローンなど新しい消費者金融業者が加入してい るほかに流通系カード キャッシング 会社、銀行系カード キャッシング 会社などが加盟しており、全情連とも相互交流が行われている。ただし、銀行は加盟できない